氷の騎士とはずれ姫の結末はどうなる?イーサンが黒幕?最終回予想

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今回は『拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへ』の結末について言及していきます。

コミックではいよいよ終盤!!って感じですよね。

小説家になろうやカクヨムに投稿されている原作小説の方は一足お先に2023年10月30日にて本編が完結となりました。

結末については小説とコミックとで若干異なりそうですので、今後の展開について予想してみました。

 

作品概要

『拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへ』ガルドコミックス(オーバーラップ)

  • 原作 由姫ゆきこ
  • 漫画 八色鈴

あらすじ

病弱で引っ込み思案な王女リデルは、才覚に溢れた騎士オスカーに恋をし晴れて夫婦となる。
しかし、偶然この結婚はオスカーが望んでいない婚姻と知ってしまい、希望に満ちていたはずの夫婦生活は空回り、二人の心はすれ違っていく。
そして、追い打ちをかけるように悲劇がリデルを襲い、命を落としてしまう。
だが、二人の物語はそこで終わりにならなかった――。
“はずれ姫”と蔑まれた元王女と“氷の騎士”と謳われた青年伯爵。
これは、不器用な二人が時を越えて紡ぐ、恋の物語。

 

 

氷の騎士とはずれ姫の結末予想①イーサン黒幕

まずは『イーサン黒幕』

こちらは読者の方から一番よく聞かれる予想になります。

コミックではイーサンと再会した際に、ジュリエットは顔立ちが変わられただけではなく、どこか違う印象を受けています。

その後、人を見下す瞳が・・・との見解はありますが。

また、ミーナは「イーサンの怒りがいつかエミリアに向かわないか心配」とも漏らしています。

でもこのミーナも、原作を読むと共犯者ではないかと疑いたくなってしまいます。

例えば・・・

・オスカーが用意したリデルへのプレゼントが受け取られずに、捨てられていた。

・襲撃事件の際に、騎士たちが睡眠薬等を盛られていた可能性がある。

・後から謝りたくても謝れないと話す

など。

イーサンとミーナはリデルと一緒にお茶を囲んでいたので、ある程度親密なのは確かです。

また、読者の中には、イーサンとリデルの年齢差を考えて、異常な執着に嫌悪感を抱いている方もいるみたいですね。

確かに原作を読んでも「可哀想な公子」イーサンの「はずれ姫」リデルに対する歪んだ愛情を見て取れます。

果たして野党を切り殺し、真実を闇に葬ったのはイーサンなのか。そしてミーナは彼に協力ていているのか。

イーサン黒幕説の可能性はなかなか高いかもしれません。




 

氷の騎士とはずれ姫の結末予想②それぞれの人生を歩む

こちらは原作でのみあった発言なので、コミックではありえなそうですが・・・

ジュリエットがエミリアの家庭教師をやるにあたり、当初反対していた父ジェームズから

「何か問題がおこったら連れ戻す」

と言われおり、問題が起これば家庭教師の任を解かれる可能性もあります。

娘ジュリエットのことをそれはそれは大事にしている父母ですから、エミリアが誘拐なんてされようものなら、自分の娘も危ないのではないかっ!と無理にでも辞めさせてもおかしくはありません。

まあ、コミックではジョエル王子の誕生日パーティーに出席しているので、もうすぐ家庭教師としての役目は終わりですけどね。

家庭教師を続けられたとしてもジュリエットとオスカーの関係性の変化に気づき、娘をいくらアッシェン伯爵とは言え、嫁がせるのは・・・と考えるかもしれません。

娘が世間から好機の目にさらされ、苦しむ姿を見たくはないですよね。

それにフォーリンゲン子爵家は資産に不自由している家ではないので、わざわざそのような結婚をする必要はありません。

またジュリエットは一人娘なので、婿をもらい、近くで生活していくと思い、ずっと育てていたとしたら、なかなか嫁に出すという決断もできないかもしれません。

原作の中ではジュリエットの人生はリデルの人生ではないのだから、とオスカーと再度結ばれることを躊躇している表現もあります。

もし、離れ離れで暮らすことになるとしたら、エミリアにはリデルの魂がジュリエットの中に入っていることには触れずに、友達のままいて欲しい気もします。




 

氷の騎士とはずれ姫の結末予想③白薔薇姫の涙のストーリーに沿って

オスカーが初めてリデルに送ったプレゼント「白薔薇姫の涙」の本

この作品は、ジュリエットがエミリアの誕生日プレゼントに送ったものでもあり

エミリアの名前の由来(エミリア姫みたいに強くて優しい子になってほしい)でもあります。

原作ではエミリアに頼まれて、ジュリエットとオスカーでこの本の読み聞かせをする部分があります。

内容は「悪い魔女によって『竜になる呪い』をかけられた王子を、心優しい姫が愛の力で救う物語」

悪い魔女が誰かはわかりませんが、『竜になる呪い』を過去の行いで苦しむオスカーとして、心優しい姫をジュリエットとして考えることもできなくはない気がします。

悪い魔女を1人の人間として捉える必要もないと思いますので、二人が余計すれ違う原因となった人々を指しているとも考えられます。

また本作品では、ところどころでリデルの大好きな花として白薔薇が描かれていますよね。

涙がどんな理由による涙なのかはわかりませんが、作中の王子の言葉「貴女を愛しています。――永遠に」を是非、オスカーからジュリエットに白薔薇を手渡しながら言って欲しいものです。




 

氷の騎士とはずれ姫の結末のまとめ

今回は『拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへ』の結末について書かせていただきました。

もう原作小説の方は答えが出ていますので、答え合わせをしてみてはいかがですか。

八色鈴先生が活動報告でハッピーエンドであることは言及されておりましたので・・・、バラバラにはならないでしょうけど笑

結末予想ということで、実際とは大幅に異なる執着地点を描いてしまったかもしれません。

書き終えてから、予想①~③すべて、込々もありかな?とか、感じています。

一旦、距離を置く、オスカーとジュリエット。しかし、くすぶり始めた想いを消すことはできず・・・

なんてのもいいのではないでしょうか。

いくら私が予想したところで、しょせんは予想。真実は先生の頭の中だけです。

ふむ。一回、八色鈴先生の頭のなかを覗いて見たくなってきましたよ。

原作小説とコミックでは若干ストーリーが異なるのでどんな終わりを迎えるのか、原作小説が完結したからといっても最終回はこれだ!と決められないですよね。

例えば、ジュリエットの中にリデルの魂があることをコミックではまだ告げていないけど、原作ではオスカーに誕生日パーティー以前に告げています。

いったいどんな結末を迎えるのでしょうか。

コミックでも最後まで目が離せない作品ですね。

 

また、こちらの記事でも『拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへ』について特集しています!

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