あのとき、もっとこうしていれば・・・あれを伝えていれば・・・
誰しもそんな後悔をしたことが1度や2度あるはず。
そんな後悔で胸が締め付けられるほど苦しくなるラブストーリー。
この記事では『拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへ』の登場人物を紹介します。
コミック、小説織り交ぜでの紹介になっている方もおりますが、最後までお付き合いください。
(ストーリーの本筋は大きく変わらないとは思いますが、後日、ちゃんと分けますね)
作品概要
『拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへ』ガルドコミックス(オーバーラップ)
- 原作 由姫ゆきこ
- 漫画 八色鈴
あらすじ
病弱で引っ込み思案な王女リデルは、才覚に溢れた騎士オスカーに恋をし晴れて夫婦となる。
しかし、偶然この結婚はオスカーが望んでいない婚姻と知ってしまい、希望に満ちていたはずの夫婦生活は空回り、二人の心はすれ違っていく。
そして、追い打ちをかけるように悲劇がリデルを襲い、命を落としてしまう。
だが、二人の物語はそこで終わりにならなかった――。
“はずれ姫”と蔑まれた元王女と“氷の騎士”と謳われた青年伯爵。
これは、不器用な二人が時を越えて紡ぐ、恋の物語。
氷の騎士とはずれ姫の登場人物紹介~主人公たち~
ジュリエット・ディ・グレンウォルシャー(16)/ リデル・ラ・シルフィア・ディ・アーリング(享年17)
本作のヒロイン。フォーリングン子爵令嬢。アッシェン伯のお城を見て、自身の前世がリデル・ラ・シルフィリアであることを思い出す。
リデルは身体が弱く、家族から愛されてはいたが、他の貴族から王家のお荷物だである「はずれ姫」と揶揄されていた。
リデルとしての生を終えるとき、女神スピウスが瀕死の4歳の少女の中に、リデルの魂を移した。それがジュリエットだった。
そして前世の娘エミリアのお誕生日を祝う夜会で二人と再会を果たす。
オスカー・ディ・アーリング(31)
本作のヒーロー。リデルの夫。騎士団長。氷の騎士アッシェン伯爵。
『氷の騎士』とは当初、珍しい冬色の瞳を見た貴婦人から生まれた愛称だが、冷静に状況を見極め、ぞっとするほど勇猛さで敵をなぎ倒す姿から次第に周りからも呼ばれるように。
リデルに一目ぼれし、王にリデルの降嫁を懇願。
父が洗濯婦として働きにきていた農民の娘に産ませた子で、「穢れた血」であることに劣等感を抱いている。
最愛の妻リデルを亡くしてからは、ひとり娘のエミリアを過保護に育てている。
エミリア・ディ・アーリング(12)
リデルが17歳の時に誕生した、リデルとオスカーのひとり娘。
少しわがままな性格ではあるが、自分の非をすぐに認める素直な優しい性格に育っている。根はまっすぐ。
初対面で(直感で?)ジュリエットを気に入り、友達に。
母親であるリデルを慕っている。
氷の騎士とはずれ姫の登場人物紹介~主人公を取り巻く人たち~
マデリーン・ディ・クラーク(32)
オスカーの親友である正騎士(副団長)アーサーの妹。
リデルとの結婚後もオスカーが夜会へマデリーンを同伴していたことから自他ともに愛人と思われていた。
リデル亡き後、エヴァンズ男爵と結婚。しかし、エヴァンズ男爵が亡くなると、新たに爵位を継いだ嫡男から追い出され、頼る親族もおらず、オスカーのもとへ。
現在は、エミリアの家庭教師をしている。
ミーナ・ディ・オルブライト(32)
リデルが幼いころから仕えていた侍女。リデルは姉のように慕っていた。
母がリデルの乳母で、歳が近いこともあり、幼い頃はリデルと友人のように過ごしていた。
エミリアの侍女長。リデル亡き今は、リデルの代わりにエミリアの傍にいるためにアッシェンに残っている。
イーサン・ディ・ラングフォード(43)
リデルの従兄。若くして父親を亡くし公爵位に。王太子であるリデルの長兄の補佐として仕えている。
リデルをとても可愛がっており、国王にリデルとの結婚の許可を求めにいこうとしていたが、オスカーに先を越されてしまった。
そのこともあり、リデル死後はオスカーをとても憎んでいる。
毎年、金桜月(6月)にアッシェン領に査察に来ている。
シャーロット
オスカーの異父姉。亡き母、オリヴィアと瓜二つの顔。
父亡き後、母オリヴィアが家計を助けるべく、城へ働きにでたため1歳から祖父母と暮らしていた。
現在はアッシェン城内にある礼拝堂の管理を任されている。修道女。
若い頃に病気を患い、視力を失っている。そのため、魂の色や形など、この世のならざる不思議なものが見えるようになった。
オリヴィア
オスカーの生母。乳母でもある。農民。
近所でも有名な美人であったが、夫亡きあと、家計を助けるために、アッシェン城で洗濯婦として働きに出た。
そして大層好色であった前アッシェン伯爵の愛人となってしまう。
実母であると名乗り出ることなく、オスカーを乳母として育てた。
病により、死去。
メアリ
ジュリエットの侍女。
元々はジュリエットの話し相手として孤児院から引き取られてきた子。
カーソン
アッシェン伯爵家のメイド頭。リデル時代にも仕えていた。
アーリングに古くから伝わる、刺繍に使われている技法をリデルに教えた。
スミス
アッシェン伯爵の執事。リデル時代にも仕えていた。
アダム・ターナー(16)
準騎士。
ジュリエットの祖母が梯子から落ちて怪我していたのを助けてくれた、祖母のお気に入りの青年。
夜会に参加する理由となった一人。
ライオネル・ディ・ウォルフォード
アッシェン騎士団に所属している正騎士。
エミリアの護衛の1人。
見た目は20代半ばに見える美丈夫だが、実は30代後半
アーサー
オスカーの親友でマデリーンの兄。オスカーの二つ年上。
リデルには常に礼儀正しく、にこやかに接してくれていた。
アッシェン騎士団副長で、リデルが産後療養の別荘に向かう際の護衛隊長を務めていたが殉職。
『マーシー峡谷の悲劇』で亡くなったことになっている。
氷の騎士とはずれ姫の登場人物まとめ
今回は『拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへ』の登場人物について書かせていただきました。
登場人物紹介では、オスカーの説明であらすじと異なるような表現があり、まだ読まれていない方には混乱を招いてしまったかもしれません。
そこは自分の目で本作を読んで、どういうことなのか是非確かめていただければと思います。
主人公のリデルやオスカーはもちろんですが、マデリーンやシャーロットの過去でも苦しくてつらい。
もう苦しくて読みたくないけど続きが読みたくなってしまう、そんな本作品。
いやね、ほんとに、もう苦しい人多すぎて・・・許すことはできないこともあるけれども、みんな幸せになって欲しい!!
アダムも良い男なのよっ!でもたぶん私も友達止まりだろうけど笑
そんなわけで、主人公たちだけではなく、他の登場人物の動向も気になる本作品。
是非、やるせない思いや苦しい気持ちに締め付けられながら、楽しんでいただければ幸いです。
こちらの記事でも『拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへ』を特集しています。
登場人物だけではなく、打ち切りの噂や、最新話の読めるサイトについてなどまとめさせていただきました!
是非、ご一読くださいませ。
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